ある編集者の主観

ある編集者の主観

小寺 智子

出版社:サンクチュアリ出版 出版年月日:2026/03/05

サンクチュアリ出版 | 2026/03/05

4.25
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

SNSで見かけた小寺智子さんの言葉に惹かれて手に取った一冊。多くのベストセラーを手がけてきた編集者が、自分の人生観や仕事観をどう綴るのか、そこが気になっていました。 読んでみると、とても自然な語り口で心に入ってくるんです。編集者としてのキャリアの中で学んだことを、押し付けがましくなく、むしろ一人の人間としての思考の過程を教えてくれている感じ。エンジニアの仕事をしていると、数字や効率ばかり追い求めてしまう傾向があるんですけど、このエッセイを読むと「そういう見方もあるな」と視点が広がる瞬間が何度もありました。 特に仕事とプライベートのバランスについて書かれた部分は、同じ女性として、同じ職場で働く人間として参考になりました。ただしエッセイ全体としては、少しスピリチュアル寄りな部分も感じたので、そこまで深い洞察を求めている人だと物足りないかもしれません。でも気軽に読むエッセイとしては、本当に良い一冊。休日にコーヒーを飲みながらゆっくり読み進めるのにぴったりです。

感想

SNSで話題の小寺智子さんの著書ということで、どんな内容なのか気になって手にとってみました。 ベストセラーを数多く世に送り出してきた編集者という立場から、どうやって人の心をつかむ企画を生み出すのか、その秘訣が垣間見えるのかと期待していたのですが、実際はもっと人間的で温かい内容でした。仕事のテクニックというより、小寺さん自身の人生観や価値観、そしてそれがどう形成されたのかという背景が丁寧に綴られています。 公務員という立場で日々ルーティンをこなしていると、つい「在るべき姿」に自分を無理やり合わせていないかと反省させられました。本書を読んでいると、自分がどう在りたいのか、何を大切にしているのかをあらためて考える時間が生まれます。 押し付けがましくなく、むしろ静かに寄り添うような文体だからこそ、余韻が残るんだと思います。仕事で悶々としているときや、人間関係でモヤモヤしているときに、ぱらぱらと開いて読み返したくなる一冊になりました。

感想

編集者という舞台裏の人間が書いた本だからこそ、これほどまでに説得力があるのだろう。小寺智子氏のエッセイを読んでいると、数々のベストセラーを生み出してきたセンスの源泉が見えてくる気がする。 教員という職業柄、私も日々たくさんの人間関係の中で「どう生きるか」「どう働くか」を問い続けている。その点で、本書に綴られた人生観や仕事観は非常に参考になった。特に印象的だったのは、著者が「在りたい自分」へのアプローチを、理屈っぽくなく、でいながら深く考えているところだ。 SNSで話題になっているのも納得できる。難しい理屈をこねるのではなく、実際の経験と思考から紡ぎ出された言葉だからこそ、読んでいて勇気づけられるし、自分の人生を少し違う角度から見つめ直せる。 気軽に読める本でありながら、読み終わった後には何かが変わっている。そういう良質なエッセイはなかなかない。仕事で疲れた時や、人間関係に悩んだ時に、そっと手に取りたい一冊になった。

感想

出版業界で数々のベストセラーを生み出してきた編集者の手による初のエッセイ。この本は、私のような普通のサラリーマン人生を送ってきた者にとって、なかなか考えさせられる内容でした。 小寺智子氏の言葉から感じられるのは、押し付けがましくない優しさです。人生観や仕事観について述べられていますが、決して「こうあるべき」という説教くささがない。むしろ、読んでいて「そういう見方もあるんだな」と、自分の人生経験と照らし合わせながら考えることができました。 編集者という立場から見た人間関係やキャリアの話は、現在嘱託社員として働く身にも響くものがあります。仕事における選択肢や在り方について、改めて考えるきっかけをもらった気がします。 適度な長さで読みやすく、一気に読んでしまいました。人生の後半戦に入った今だからこそ、こういう本が心に落ち着きをもたらしてくれるのだと感じます。同世代の方々にもお勧めできる一冊です。